無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、魔族とは契約しないとはじめは精霊たちに断られたエステルだったが、彼女も魔導士の犠牲者だと知ると、青い精霊が契約してくれた。青い精霊は青い狼になりアルファと名付ける。
他の精霊たちも契約すると言い出したが、精霊の人数分、エステルの身体に精霊の通り道を作らなければならないので、初めに断らなかった赤い精霊のみ追加で契約することになった。赤い精霊にはエンドと名付けるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」55話のネタバレ
エンドは真っ赤なドラゴンになった。
先程から面白い名前の付け方をするねと言い、エンドはエステルと契約をする。
エステルは、そろそろ帰っても良いかレンに聞くと、ちょっと待ってと白いオーブが彼女を引き止めた。
エステルに、力を凝縮させた白い精霊石を与えたのだ。
エステルが礼を言うと、白いオーブははしゃぐ。
黄色のオーブも、それなら自分もと、黄色い精霊石を与えた。
では戻ろうかと言い、レンはエステルの背後に亜空間を作り、その中へ彼女を押した。
すると一瞬で元の場所に戻り、エメルが転びそうになった彼女を支える。
公爵はすぐさまエステルを抱きしめるのだった。
屋敷に戻った3人。
エステルが精霊石に吸い込まれてから6時間も経っていたので、公爵が精霊石を破壊して助け出そうとしていたのだそうだ。
エメルはそれを止めていたのだが、おかげで肋骨にヒビが入ったようだという。
エステルはみせてみてと言い、彼の胴に手を当てる。
エステルの手に刻まれた精霊の紋様が青く光ると、エメルは回復したようだった。
本当に精霊と契約したのですねと驚くエメル。
公爵はムスっとしているので、私が精霊と契約したのが嫌なのかと聞くと、そうだと言う。
やはりそうだよねと、辛い気持ちになるエステル。
ケルソンは、そのような反応はあまり良くない、お嬢様に精霊の力は必要ないという風に聞こえると言う。
公爵は、そうではない、ただこの先さらにエステルが狙われ、また危険な目にあうかもしれないからだと言う。
エステルは父が心配してくれたことが嬉しくなり、精霊が2体いるのでマスターでもない限り私を傷つけることはないですよ、おにーさまも弓を教えてくれると言いましたと言い、父に抱きついた。
それにと、精霊からもらった精霊石を見せ、パパにあげると言う。
それを見たケルソンは、精霊石鉱山の核でとても貴重なものだと言う。
公爵は、それはエステルが持っていれば良い、弓に埋め込んだらいいだろうと話す。
エステルは、自分よりパパや兄が持っていたほうがいいのではとしょんぼりする。
贈り物のつもりだったのに断られてしまったので、自分が否定された気分になったのだ。
すると父の剣に、自分が作ったリボンが結んであることに気づく。
それで気を取り直したエステルは、そうする、と笑顔で返事するのだった。
エステルは、汚染された土地も浄化できると言うが、公爵は、その必要はない、お前の力が知られたら厄介だという。
でもこっそりやろうかなと企むエステル。
公爵はエステルの髪を触り、本当は宝物のように守りたかったと言う。
その言葉に、父の宝物庫を思い浮かべるエステル。
誰も入れず、外に出れず、閉め切った部屋。
壊れないように恐る恐る大事に保管するだけのもの。
エステルを宝物のように育てたいがために、何も教えてくれなかったのかもしれない。
エステルは、箱入り娘のままでは嫌だと言うと、公爵はわかった、では精霊の力のことは誰にも言うなと言う。
皇帝に呼ばれたのでしばらく屋敷を離れるが一緒に行くかと聞かれ、不安になるエステルだが、今は精霊の力もあるからと、大丈夫と答える。
公爵は頷く。
エステルはエメルとの仲直りする必要があると思い、少し話がしたいと彼に声をかけるのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」55話の感想
契約も無事終わり、わりとあっさり公爵の元へ戻れましたね。経過時間は相当なものでしたが。
またエステルを失うのではないかと、公爵やエメルは相当ヒヤヒヤしたでしょうね。
公爵はエステルを宝物箱に詰めて大事に大事にしたかったようですが、そいういうわけにもいかず、エステルの気持ちを尊重してきました。
でもやはり外に出るだけ危険が多く、実際に拉致され、拷問を受けました。さらに狙われる要素が増えたとなると、気が気じゃないと思います。
そこでエメルの出番なのですが、前回彼のプライドを深く傷つけてしまったので、なんとかわだかまりを解消したいところですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに