無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디
侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品。
毎週月曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、ミサーラ家の隠し納屋を見つけたアイリス達。中にはフォレスト家からくすねた多額の財産、屋敷の権利証、偽造されたアイリスの遺言状が見つかった。
ゲイルの逃走用の低級な宝石と、書類カバンを残し、全て馬車に積み込む。その夜、読み通りにゲイルが納屋に侵入し、全て盗んでいった。
後日、ゲイルの無断欠勤が続いていることに気づいたミサーラ夫人は、慌てて隠し納屋へ向かう。中はもぬけの殻だったため、夫に殺されるから助けて欲しいとアイリスにすがる。
だが過去に自分を見捨てた夫人の姿を思い出したアイリスは、冷たくあしらうのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」23話のネタバレ
アイリスに見捨てられたため、夫人は屋敷の皿を割るなどの嫌がらせをし始めた。
リタに呼ばれ地下倉庫へ行くと、ソフィよりも長く屋敷で働いている、母の乳母だったタタとその息子が頬を赤く腫らした状態で待っていた。
二人が部屋の掃除をしていたら、急に夫人が現れ、邪魔だと言い彼女らを殴ったようだ。
部屋でアイリスを待っているという夫人に、アイリスが話をしに行こうとするが、お嬢様が嫌な思いをされるだけだとタタは止める。
アイリスは、自分はこれまで優しく包容力のある人間だと思っていたので何をされても我慢していたが、嫌だという勇気がないことを言い訳していただけだったのだと話し、だからこれからは勇気を出し、皆の人生を変える、守ってあげると言う。
あなたたちは尊重されるべき存在なのだと。
貴族だからと言っているわけではなく、地球ですごした経験から、耐えるだけでは何も変わらないということを知ったからこそ言える。
アイリスは深呼吸すると、ミサーラ夫人を連れてくるようソフィに指示する。
するとイライラしながら夫人が現れ、座って待つアイリスを睨みつける。
金を手にいれたらこの生意気な娘から受けた屈辱を、何倍にもして返してやると苛立つ夫人。
夫人が座ろうとするので、許可していないというアイリス。
口の聞き方に気をつけろ等騒ぐので、私に頼み事があるなら土下座でもしたらとアイリスは突っぱねる。
こんな事してただで済むと思うなと怒鳴りながらも、アイリスの威圧感に腰が抜けた夫人。
アイリスは立ち上がり夫人を見下ろす。
アイリスは、私を殺すチャンスを伺っているだろう、そんな人を助けるバカなどいない、泥棒程度で怯えるな、もっと重い罪を犯しているだろうと指摘する。
全部知っているのかと真っ青になった夫人は、あなたがゲイルに指示して私をはめたのかと言い出す。
そしてアイリスに掴みかかった。
アイリスの仕業だと暴いてやると怒鳴るので、不倫相手に騙されて隠し納屋を教え、叔父の財産もろとも盗まれてしまったと話すつもりなのか、叔父に殺されるのではとアイリスは言い返す。
夫婦である自分たちには深い絆があるとミサーラ夫人は反論するが、ではなぜそこまで怯えているのかと言われてしまう。
ミサーラ夫人は、母に似て陰険だ、そうやって人をバカにするから天罰が下って死んだのだと言う。
アイリスはミサーラ夫人の頬を叩いた。
この無礼者と怒鳴る夫人に、無礼なのはどっちだ、身分の低い者・使用人を叩くような上流階級ごっこが好きなのだろうと言い、だがその階級ではあなたは私よし下だ、二度と屋敷に足を踏み入れるなと言い捨てるのだった。
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」23話の感想
ミサーラ夫人は、これまで散々アイリスを見下し、侯爵家の地位や財産がまるで自分のものになったかのように勘違いしていました。ついにツケがまわってきたのですね。
しかし思い通りにならないからと、食器を割ったり、使用人を殴ったりと幼稚さには驚きます。
夫人は、アイリスを殺そうとしていたこと、不倫相手に財産を全て盗まれてしまったことがアイリスにばれてしまいました。そしてここから出ていけと言われましたが、どうするのでしょうか。
過去のアイリスは耐えることが美徳だと思っていたのですね。そしてその我慢を使用人にも強要していたことになります。アイリスがミサーラ家に従えば、おかしく思っていても従うしかできないですから。
一度死んだことで、本当に強い人とは何か、どうすれば大切な人を守れるのか、わかったアイリス。ビシっと夫人に言い捨てましたが、この調子でネラも追い出せるでしょうか。
次回のエピソードはコチラ
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また次回もお楽しみに