漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」22話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디 

侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品。

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前回のあらすじは、公爵は、放っておけない存在のアイリスからあれこれ聞き出そうとするが、家のことなのでと彼女は断る。

すると着手金の代わりに頼みを聞くという約束を覚えているかと言い、俺と恋愛しようと言い出した。アイリスは冗談だと思い、返事はせずに帰宅。

外で聞いていたダニーは、裏で支援してくれている公爵の叔父である皇帝のために、力のある家の令嬢と結婚すべきだと訴える。公爵はダニーを黙らせ、ミサーラ家の報告書を見せるよう指示。

その頃ミサーラ夫人は、ゲイルにそそのかされ、隠し納屋の場所をうっかり教えてしまうのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」22話のネタバレ

生地屋のスタッフを使い、ミサーラ夫人らの動きを監視し続けたアイリスは、隠し納屋の場所を発見する。

中には、叔父がくすねたフォレスト家の宝石・財産がたんまり置いてあり、叔父の人間性にも気づかなかった自身にも呆れるアイリス。

ソフィに馬車に積み込むよう指示する。

屋敷の権利証まであり、家にあるものは偽物だと気づく。

しかもアイリスが書いた覚えのない、フォレスト家を屋敷ごとミサーラ子爵に相続するという偽の遺言状まで用意されていた。

ソフィは、遺言状まで偽造したのだから家臣に知らせようと言うが、彼らも同類なので、迂闊に話を広めるわけにはいかないと説明するアイリス。

簡単にやられたりはしないからと言うアイリスだが、彼らが権力の味を知って徐々にアイリスを潰そうとしたわけではなく、最初から乗っ取るつもりで後見人になったことがわかり、流石にショックを受ける。

遺言状に押印させてすぐ自分を殺せばよかったのに、わざわざハワードとの結婚を急がせたのは、アイリスの死で叔父が疑われないようハワードに殺させるつもりだったに違いないと考える。

だが過去では、ネラとハワードが不倫して妊娠するという想定外のことが起きたので、力をつけ始めたリザ皇妃の姻族として皇妃の力を借りたのだろう。

最低とつぶやくアイリスを心配するソフィは、子爵の策略を知ったから変わろうとなさったのかと言う。

まさか前世で経験済みだからとは言えないので、そんな予感がしただけと答える。

ダニーはまだ信頼できないから、宝石は隠しておいてと頼むアイリス。

囮のために低級な宝石は残した状態で、荷物を積み終えたアイリス達。

この低級な宝石はゲイルの逃亡資金用だが、彼が乗る船に、帝都に戻れば騙した女の夫達に殺されると思いこむよう、噂を流す者を仕込むつもりだ。

ゲイルが持ち出しても取り返せばいいので、書類カバンも置いておくことに。

そして夜になり、ゲイルが納屋の小屋を破壊して侵入した。

彼の想像よりは宝石は少なかったが、宝石と書類さえあれば遊んで暮らせると、彼は全て盗み出したのだった。

その後。

ゲイルのスケジュールのメモを確認しながら、彼が無断欠勤を続けていることを疑問に思うミサーラ夫人。

まさかと嫌な予感がした夫人は、急いで隠し納屋に向かうが、中はもぬけの殻だった。

翌朝、アイリスはドレスのデザインをどうしようかと、スマホを見ながら考えていた。

まだエンパイアスタイルが人気だが、時代の流れを地球で考えると、次はロマン主義が流行るようだ。

クリノリンの受けも良かったので、一つ先の流行を手に入れるのも悪くない。

そこへ、ミサーラ夫人が助けてと焦りながら駆け込んできた。

アイリスは生地屋から、ゲイルはあの後ちゃんと船に乗り、書類も取り返し海に投げ捨てたと報告を受けていたので、順調に作戦が進んでいること知っていた。

忙しいのでと断るアイリスに、頼れる人はあんたしかないと騒ぐ夫人。

前世で夫人に助けを求めた自分に対し、忙しいと突っぱねたミサーラ夫人の姿を思い出し、私がいくらすがっても無視したくせにと、アイリスは冷たい表情になる。

ミサーラ夫人は、主人に殺されたらお前のせいだと逆ギレし始めた。

また他人のせいにするのかと淡々と返すアイリス。

私が死んでも構わないのかと怒鳴る夫人の手を払い、アイリスは部屋から出ていくのだった。

漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」22話の感想

ミサーラ子爵家はとんでもないハゲタカ一家でしたね。アイリスから命を含め何もかも奪おうとしていました。

そのような浅ましい人たちに良いようにされてたかと思うと、アイリスは自分自身を情けなく思います。ですが現世はもう違います。彼らの思い通りにはさせません。

着実に作戦を進めていくアイリスですが、もはやあの一家と同じ空気を吸うのもイヤでしょうね。しかし家臣達も同類となると、アイリスの味方がごく限られた人たちしかいないことになりますね。

そこで対抗できる力を持つ、ヴァレンシアガ公爵の協力が必要なのですが、彼は恋愛しようとアイリスを混乱させることを言うので、前途多難です。

話は変わりますが、ロマン主義のドレスを調べてみました。合っているかわかりませんが、ふくらんだ袖、デコルテ見せの胸元を大きく開けたデザイン、なだらかな肩のライン、細くしまった腰、という女性らしさを前面に押し出したもののようです。アイリスなら可愛く着れそうですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: