無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디
侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品。
毎週月曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、ソフィはアイリスとその母の恩に報いるため、アイリスの運命を変えるネックレスを守り抜いたのだった。
今回の騒ぎで夫に酷くなじられたミサーラ夫人は、ゲイルにすがる。ゲイルはうざく思うが、噂で聞いた隠し納屋の場所を聞き出すまではと我慢する。納屋の宝石や権利書を盗み、国外へ逃げるつもりだからだ。
アイリスは、ゲイルがすぐ動くように、ダニーに脅しをかけてもらう。ダニーに報酬を支払うと、そこへヴァレンシアガ公爵が現れるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」21話のネタバレ
公爵は、”ダニー”と話しているときは生き生きしていたのにと、緊張するアイリスを茶化す。
アイリスは、これは好意なのか、信頼していた人に裏切られた自分が赤の他人に甘えていいのか、彼にどう接すればよいのか測りかねていた。
整った顔に品性も優しさも兼ね備えている、まるで恋愛小説の主人公みたいな人が好みだったが、そんな公爵を前にしてときめく自分を、夫に捨てられておきながらと自嘲するアイリス。
彼は、侯爵家の当主で20歳のうら若き女性が追い詰められている理由と、後見人を追い出そうとする理由が気になり、アイリスを放っておけなくなると話す。
アイリスはキョトンとする。
放っておけない、その言葉は、溺れたアイリスが助けられたときに聞いた言葉だ。
もしかしてあの時助けてくれたのは公爵なのかと一瞬思うが、そんなわけがないと思い直す彼女。
アイリスは、家の問題なのでお答えしかねると言う。
確信が無ければ答えない彼女に、今度は術師というのは本当かと尋ねる公爵。
彼女は沈黙するので、それも答えだと公爵は指摘する。
アイツがあれほど大切にする唯一の女性で、さらに術師かと考える公爵。
アイリスは居心地が悪くなる。
公爵は微笑むと、着手金の代わりにアイリスに頼るという話を覚えているか、今がその時だと言う。
自分に何ができるのだろうと思う彼女。
彼の頼みとは、俺と恋愛しよう、だった。
アイリスは混乱する。
術師だからなのか、それともフォレスト家に目当てのものがあるのだろうかと、理由を考えるがわからない。
どうしてかと尋ねると、告白するのに理由が必要かという公爵。
私には必要、カマンディ侯爵令嬢や他国の姫君を差し置いて、何故私なのですかと言う。
彼は、惚れたのだという。
知り合ってからそんなに経ってないですがと言う彼女に、それはどうでしょうか、今でもカエルは好きですかと、謎の質問が返ってくる。
カエルは苦手だとアイリスが答えると、子供の頃はお好きでいたよと言うので、彼はアイリスの幼少の頃を知っているようだ。
物心付く前だからカエルが平気だったのでしょうとアイリスが言うと、好きだったものが嫌いになることもあれば、逆もあり得る、私のことも好きになるだろうと彼は話す。
アイリスはもう帰ると言うので、返事はくれないのかと言う彼。
冗談に違いないと思い、アイリスは黙って部屋を出て行った。
部屋の外でその話を聞いていたダニーは、正気かと公爵に詰め寄った。
これまでの公爵らしくない行動はそれが原因だったのかと驚くダニーだが、損得勘定で動くやつだからあり得ないと考え、一人でパニックになる。
そして、皇帝の座を狙っていたのではないか、先帝の一人息子とはいえ皇帝はお前の叔父なので皇位継承権はルイ皇子が上だ、フォレスト令嬢はリザ皇妃が目をつけているのでこのままではリザ皇妃と真っ向から対立することになる、実の息子より可愛がってくれる皇帝に迷惑がかかると、ダニーは指摘する。
カマンディ侯爵家のような名家の令嬢と結婚してルイ皇子より力をつけなければならない、なのに没落寸前の家門を狙うとはどういうつもりなのか、このままでは俺の人生計画が台無しだと、ダニーはギャンギャン吠えた。
公爵は薄ら笑みを浮かべると、ダニーを殴った。
人でなしと吠えるダニーに、ミサーラ家の調査書を見せろと言う公爵。
ダニーは、公爵の恋愛を絶対に止めようと心に誓うのだった。
翌日、ミサーラ夫人はゲイルとベッドにいた。
ゲイルの元気がないので理由を聞くと、毎日捨てられるのかと怯える現状が辛い、お互いの秘密を打ち明ければまた夫人の愛を信じることができるかもと言い出した。
秘密はないという夫人だが、一緒に逃げようと言うゲイルの言葉にほだされ、彼に愛してもらうために秘密を打ち明けようとする。
アイリスの秘密を話そうとするが、他の女の秘密は言いと言われ、隠し納屋の場所を教える夫人。
ゲイルは、早速明日にでも場所を確認し、忘れられた頃に盗もうと企むのだった。
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」21話の感想
公爵の話とはまさかの内容でしたね。
恋愛しようとは、アイリスには突拍子もないことだったので、からかわれたと思ってしまいました。協力が欲しい相手であり、ときめきを感じた相手ではありますが、理解が出来ません。
おまけにダニーはこの恋愛を邪魔しようと考えています。どうなるのでしょうか。
ダニーの話から、皇帝陛下は公爵側だとわかりましたね。機をみて動けと指示されていたようですが、どうするつもりなのでしょう。
名家との縁談を蹴って、敢えてリザ皇妃と対立するような相手を選ぶとは、あちこちにかなり影響がでそうですね。アイリスも苦境に立たされそうです。
アイリスはまず屋敷内を整理しなければなりません。ミサーラ夫人への作戦は、今のところ順調なようです。ゲイルは口がうまく、夫人から上手いこと隠し納屋の場所を聞き出していました。
でも夫人はアイリスのことについて何か言おうとしていましたね。もしかして、ネックレスや赤い瞳と関連した、アイリスの運命に関わることなのでしょうか。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに