ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )
人類を襲った最悪の災害・影の迷宮にて、最後まで生き残った6人のうちの1人デジール・アルマン。ラスボスの討伐に失敗し、人類は滅亡。死んだはずの彼は何故か13年前に転生。いずれやってくる影の迷宮に備えて、強い仲間を集め運命に抗うファンタジー漫画です。
毎週木曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、プラムとロマンティカは、ドネータとパーシヴァルの裏をかき、彼らを追い詰める。
一方デジールとアゼスト。デジールはアゼストの成長を促してはいたが、予想以上の早さで彼女は成長し、魔剣士究極の攻撃法・魔法剣を習得する。
今の自分では勝てないと悟ったデジールは、時計塔の動力を止め、クエストクリア=昇級試験の終了を行うのだった。
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漫画「帰還者の魔法は特別です」38話のネタバレ
昇級試験の影の世界が終了し、貢献度と脱落させた参加者の数により順位が決まるとアナウンスが入る。
1位デジール・アルマン、2位アゼスト・キングスクラウン、3位プラム、シュナイザーと名前が発表され、中継で試合を観戦していた会場はざわつく。
パグマンは怒り、ロッドを床に投げつけた。認めてなるものかと、管理員に訴えにいく。
パグマンが騒ぐので、学長の補佐官が止めに入ろうとするが、彼がああなるのも無理はない、放っておけと指示される。
学長はチラっとブリジットを見ると、彼女は感動して涙ぐんでいた。
そんな彼女を見た学長は、これからやることが山のように増えますよと笑うのだった。
その後、教授達の会議で、ランク1の平民が魔剣士を押さえ1位になるなんてあり得ない、ブリジットが不正な手を使ったのだと、パグマンが皆に訴え始めた。
それを聞いた他の教授は、彼女が事前に試験内容と漏らしたとでもいうのか、証拠はあるのか、それに戦闘シーンを見ていたはずだ、不正ではないと切り捨てる。
そう見えるように工夫したのでしょうと粘るパグマン。
ここにいる全員があの戦闘を最初から最後まで見ていたが、どのあたりに不正行為があったのかと言い返される。
学長の補佐官は、パグマンにいちゃもんつけるのをやめるよう指示する。
学長は補佐官の1人に目配せすると、彼はタブレットを取り出した。
この中には学長が決めたシングルランカーの名簿が入っているという。
既に決まっているのなら、この会議はなんのために行うのかと、教授たちは驚く。
学長は、発表に先立ち皆さんの意見を聞きたかった、それがたとえ戯言でもと話す。
そしてタブレットに近い教授が、それではと名簿を読み上げ始めるのだった。
場面は変わり、ヘブリオン学園のムクドリ寮。
そこの中央ロビーにて、デジールとアゼストが向かい合って座っていた。
彼は昇級戦でのことを説明していた。
1時間おきに悪魔を出現させる時計塔は、あのとき2時を回っていたので、時計の歯車も止まっていた。
デジールが逆算可能なのは術式で成り立った魔法だけなのだが、今回のプリビウスの時計塔は悪魔召喚できる魔法装置、つまり術式で構成された高度魔法なので、彼は自在に操ることができたのだった。
自分との正面対決に持ち込んだのは悪くはないが、影の世界の最終目標を忘れていたのが彼女の敗因かなと語る彼。
お前は私との戦いより、全体を見ていたのかと、納得する彼女。
そういうことと微笑む彼に、彼女は目を伏せ私の負けだとため息をつく。
そんなことを言う必要はない、今はこうして冷静に分析できるが、自分の逆算より彼女の剣が速かったらと彼が話し始めると、その時は僕たちがデジールの分まで戦ってたと言い、プラムとロマンティカがやってきて会話に混ざった。
アゼスト以外は、皆制服でなくカジュアルな服装だ。
二人はデジールを挟むように座り、アゼストを睨みつける。
アゼストは昇級戦のことを聞きに来ただけだと説明するデジール。
この子のせいで危うく脱落しかけた、この子は私たちの敵だよと訴えるロマンティカに、あのくらいで脱落するのならアルファにあがる資格が無いというアゼスト。
彼女の言葉にロマンティカはムッとし、険悪なムードになる。
無事アルファに昇級できたし、アゼストは俺たちに昇級する資格があると言う意味で言ったんだよと、デジールはオロオロしながら場を取り持つ。
そして、俺たちが勝ち残ることができたのはロマンティカの攻撃のおかげだと、彼は突然礼を言うので、ロマンティカは赤面する。
自分はどうっだったかと聞くプラムは、狙い通りデジールに褒めてもらい嬉しそうだ。
和気あいあいと楽しそうなデジール達。
アゼストはため息をつき、パグマンから呼び出しがあるからもう行くと言い、席を立つ。
私たちも行こうかと彼らの声が聞こえた瞬間、アゼストはピタっと歩みを止め、無理を承知で聞くが、私もお前たちの訓練に参加させてもらえないだろうかと、彼女はデジールに頼むのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」38話の感想
昇級戦が終わり、無事デジール達はシングルランカーになれたようです。
デジールの説明がよくわからなかったのですが、2時を回り悪魔召喚のために時計の歯車が止まっていたところを、逆算で召喚術式破壊=時計塔の機能停止ということでしょうか。
前回の話をみると2時56分ほどで止めてますね。2時云々はちょっとよくわからないですが、デジールが操作できる範囲の装置だったことは確かですね。
そんなデジールらがアルファに昇級したことを、絶対に認めたくないパグマン教授。ブリジット以外は皆差別意識があり、なかなか認めてもらえないのかと思ったら、学長はじめ他の教授は分別があったようです。
また、シングルランカーのデジール、アゼスト、プラム、ロマンティカの4名はわかりましたが、他は誰なんでしょうね。
生き残っていたパーシヴァル、ドネータも確定として、残り3名が誰なのか気になります。炎系魔法を使う男子生徒でしょうか。今後もなんだか、デジールやアゼストに突っかかってきそうですね。
アゼストはきちんと自分の負けを認め、デジールの話を聞きにきていました。そこで彼らの団結力を見て、自分も混ざりたいと思ったようです。
強さを追い求めるからか、彼らのチーム力が眩しくみえたのか、理由は分かりませんが、少なくとも常に留まるのではなく前進しようとするアゼストは、さすが最強剣士だなと思いました。
まとめ
・昇級戦は終わり、無事デジール達はシングルランカーとなり、アルファに昇級する
・アゼストはデジールに、自身の敗因について解説してもらう
・彼女は自分も、デジール達の訓練に加わりたいと頼むのだった
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに