無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、冬休みに入った兄カルルもホワイトホールにやってきた。しかも初めて友人を連れて。伯爵家令息ゼオンと、皇子リドルだ。
ゼオンがもうすぐ誕生日だというので、一緒に祝おうとエステルは提案する。そうであれば自分も祝ってあげたいからと、ゼオンに誕生日を聞かれるエステルなのだが、彼女は誕生日を知らないのであった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」40話のネタバレ
エステルが誕生日がわからないと答えたため、緊急家族会議が開かれた。
年は10歳らしいのだが、正確な月日がわからない。
彼女は母の言葉を思い出し、エステルが生まれた日はものすごい吹雪の寒い日だということを話す。
ケルン地方で吹雪の日と聞き、ケルソンが当時の天候を調べに行った。
適当に決めてもいいのにと言うエステルに、いいわけないだろうと真面目な顔の公爵。
カルルは、俺の考えが浅かった、ゼオンの野郎と言い、何故かゼオンが恨まれる羽目に。
私の誕生日を祝ってくれようとしただけだからとエステルがフォローすると、自分が先に聞きたかったのだと言う。
寂しかっただろうと公爵は彼女を気遣う。
もし先にカルルの誕生パーティがあり、誰も彼女の誕生日のことを聞いてくれなかったら、ひどく寂しい思いをしたはずだった。
公爵は、今後またこういったことがあるかもしれないから、そのときは強がらず正直に話してくれと言う。
父の言葉にホッと安堵するエステル。
そこへ、ケルソンが大量の資料を持って戻ってきた。
エステルが生まれた日は、星座祭りの付近であった。
エステル=星、という名前の由来にもぴったりだ。
星座祭とは、この世が暗闇に包まれ月も星もなかった頃、暗闇に怯える人々のために一人の少女が祈りを捧げたため、神がその少女の祈りを聞き入れ、最初の星である黄金の星エステルを作ったという、神話を祝うお祭りだ。
自分の名前は適当につけられたのかと思ったという彼女に、候補だけでも数百もあり、名付けに苦労したのだとケルソンは力説する。
公爵に至っては名前選びに没頭しすぎて仕事がおろそかになったと話すケルソン、それを睨む公爵。
とりあえず、エステルの誕生日は、星座祭の前後1週間の、1月5日~1月25日の間とのこと。
星座祭は新年会後すぐの10日頃、新年会より盛大なもので1週間行われるのだという。
公爵がには、自分の好きな日を選ぶといいと言われ、きちんと祝ってほしいため、星座祭の準備や期間にかぶらないよう1月20日に決めた。
そのように手続きすると言うケルソンは、今回は時間が足りないかも知れないが、その分来年はより盛大にしようと言うのだった。
誕生日が決まったことを、ロイやジェーンに教えるエステル。二人は喜んでくれた。
エステルは、星座祭は何をするのかジェーンに聞くと、家中に星の飾り物をつけたり、美味しいものを食べて飲んで踊ったり、今年のエステルを決めるのだという。
今年のエステルとはなんだろう、ミス・エステルみたいなものなのかとキョトンとする彼女。
さらに星座祭では、折り紙でたくさん星を作り、願い事を書いて木につるすのだという。
楽しそうで、エステルは目をキラキラさせる。
去年の冬までは、暗い箱に閉じ込められ、寒さに震えながら、街の人の楽しそうな声を聞くだけだった。
母のお客さんが置いていった星の折り紙を見たことがあるが、そのときが星座祭だったようだ。
ふと、ゼオンとリドルはとエステルが聞くと、まだ応接間に放置されているようだ。
エステルが応接間に行くと、ゼオンが余計なことを聞いてしまって悪かったと頭を下げてくる。
リドルは、こうやって自分たちを気遣ってくれるなんて、エステルもこの家の立派な主だねと言ってくれる。
シャトレン=鍵束という、その家の財布を握る者にふさわしいなというゼオン。
しかし、なりたくないと言う彼女に、確かに重いよなと言って笑う3人なのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」40話の感想
幸いにも、カルルの誕生日がまだだったので、エステルは寂しい思いをしなくて済みましたね。
皆エステルを大事に思っているので、彼女の誕生日決めも真剣です。彼女の名にぴったりな由来をもつ時期で決めることができて良かったです。
ゼオンもリドルも変に思うことなく、彼女に自然な態度で接していたので、優しい人々に囲まれて、彼女が幸せだと思います。
今まで虐待され、辛い思いをしてきた分、これからは家族に愛され温かい家庭で過ごせそうですね。
次回は星座祭の準備でしょうか。星座祭にエメルは間に合うのか気になりますね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに