漫画アプリ・ピッコマ、comicoで連載中の「皇帝の一人娘」原作YUNSUL(小説・황제의-외동딸)、漫画RINO
かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。
毎週日曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、リアがハーベルと結婚間近だという噂が広まり、カイテルの耳にも入る。
結婚を絶対に許さないというカイテルは、いい大人のリアを外出禁止にする。その話を聞いたヴァルは笑いが止まらないのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇帝の一人娘」166話のネタバレ
リアの部屋に集まったヴァルやサンセ、グレシット。
完全に子供扱いされている彼女の状況を気の毒に思う彼ら。
こんなことなら剣術やめなければよかった、剣があればいっそ自害するといってカイテルを脅すことができるかもしれないというリアに、彼らは確かにリアがするなら効果ありそうだと言う。
でもそんなこと認められても嬉しくはない。
ちなみに彼らは、任務としてリアを監視しているのだった。
さらに秋星の騎士団、冬月の騎士団が、彼女の宮を包囲しているので、彼女は言葉通り監禁されているのだ。
騎士団は国を守るためにあるのに、娘の監禁に使うとは。
これまで何回もカイテルの暴走を止めてきたし、仕事も頑張って国の平和を守ってきたのに、この仕打ちはあんまりである。
ヴァルが、プレツィアの皇帝と仲が良さそうという理由だけで監禁されるなら、僕らとも切り離されておかしくないのになと言う。
赤ん坊から知っている彼らは男のうちに入らないので、男じゃないじゃんと返すリア。
俺って女だったんだと嘆くヴァルに、バカかなとサンセ。
すると、今度はアシシがやってきた。
アシシは、リアが監禁された直後に、カイテルに呼び出されていたので、話ができなかった。
リアはアシシの手をとると、今回のことひどくない、皇帝だからって調子に乗っているよねと、彼の意見を聞く。
多少行き過ぎた部分があるかもしれないと答えるアシシ。
ですが、皇女様には陛下のご命令に従って頂きたいと続けた。
なんだかどこにも行かせたくないという顔をしているアシシを見て、嫁ぐとは言っていないのに、何故皆こうなのかと困り果てるリア。
そしてアシシはリアから目を逸し、申し訳ないのか黙って部屋を出ていった。
これも全てカイテルのせいだと頭を抱えるリア。
いつもなら逃げようとするのに、どうして今回は大人しいのかと彼らに聞かれる。
カイテルに逆らうと、あとで自分に返ってくるからだと言う彼女。
だが、リアは、この際とんでもないことをやらかして、ギャフンを言わせようと企む。
カイテルは、一番安全な自分の元に置いておくために、彼女がどこにも行かないようにしている。
これまではカイテルの言う通りに生きてきたのだが、永遠にそうするわけにはいかない、自分には自分の人生があるのだからと、考え込む彼女。
傍にさえいてくれれば、欲しいものは何でも与えるというカイテルだが、自分はそれではいけないと思うのだ。
欲しいものは自分の力で手に入れないと、もう子供じゃないからこの世界に一人の人間として生きていかなければならないからと。
それに自分だってカイテルに何かしてあげたい。
そして彼女が導き出した答えは、家出。
ポカーンとする男3人。
盛り上げたり脅したりして、その3人の説得に成功する。
さすがに彼らを脅すことまではしたくはなかったが、相手はあのカイテルのため、皆の協力がどうしても必要だった。
ヴァル、サンセ、グレシットの3人に承諾してもらうのは楽勝だったが、アシシとセルイラはどう説得したものか。
ところが、この計画を話すと、アシシはすんなりと承諾してくれた。
リアが呆気にとられると、どうせ止めても行くのだろうから、皇女様をお守りするために協力するのだと、彼は微笑む。
ひょっとしてアシシは、リアとハーベルが仲良くなるのが嫌なだけだったのかと気づく。
そして自分にはやはりアシシしかいないと、彼の存在に感激するのだった。
漫画「皇帝の一人娘」166話の感想
リアはカイテルに反抗するため、家出することにしました。そのために、まずヴァル、サンセ、グレシットの3人を説得します。恋人に黒歴史を話してやるとか、女装させられていた過去を公表すると脅して。彼らも大変ですね。
昔のカイテルなら、そんなことに協力しようとした時点で、彼らが処刑されそうなものですが、彼らがしぶしぶ了承しているところを見ると、現在のカイテルなら少し暴れるだけで済みそうですね。
しかもアシシまでリアに協力します。もうカイテルとしては、リアの自立を受け入れるしかないのでは。
しかしリアはどこへ向かうのでしょうか。アグリジェント内を旅行するのか、国外へ出るのか。プレツィアに行くとなると、完全に戦争になりそうなので、行くとしても違う国に行きそうですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに