漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「外科医エリーゼ」
傲慢不遜で皇帝である夫に火炙りにされた前世を経て2度転生した女性が、過去の人生に戻り、今度はナイチンゲールのように、人々に医療で尽くす医療系恋愛漫画です。
毎週水曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、エリーゼは、野戦病院までやってきたニコラスらに、病院のものには手を出さないよう交渉をもちかけ、拳銃でニコラスを撃ち、彼の命と引き換えに誓いをたてるよう脅す。
ニコラスは、自由と平等にかけて誓う。その後、エリーゼは捕虜としてシンフェポリまで連行される。
リンデンは急ぎ戻ってきたが間に合わず、追いかけるもこれ以上はエリーゼもリンデンも危険とのことで、断念得ざるを得なかった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「外科医エリーゼ」最新話78話のネタバレ
捕虜になったエリーゼだが、次期皇太子妃ということもあり、ブリチア皇室を無視することなどできないと、ファビアン中領が手を回しそれなりの良い待遇を受けられた。
彼の部下のシャルルなど、共和国の兵士が帝国の捕虜だったときに、エリーゼが治療し助けてくれたので、頭をさげ礼を述べるファビアン。
エリーゼは気になっていたニコラスのことを聞くと、手術後、病床に伏せており、動けるようになるにはもう少し時間がかかるとのこと。
絶対に許さない、シンフェポリについたら覚えていろと、彼女に憎悪の言葉を投げつけるニコラスを思い出す彼女。
ニコラスが動けないからこそ、ファビアンの配慮を受けることができているが、彼が動けるようになったら一体どうなってしまうのだろうと、彼女はため息をつく。
ファビアンもまた同じで、ニコラスが来たらエリーゼは無事ではすまないだろうと考えていた。
それならば、いっそ誰か助けにこないものかと思うほど。
しかしここは共和国の主力が集まっているため、空帝や剣帝でも助け出すのは難しいだろう、命を落とすことをわかっててくるはずもないと、期待できそうもなかったのだった。
一方、帝国側では、リンデンのもとにミハイルが向かっていた。
兄だから信じて任せたのに、大切なエリーゼがさらわれただなんてと、ミハイルは怒っていた。
司令官室のドアを開けようとすると、マッカイル元帥の慌てる声が聞こえる。
リンデンは、軍の指揮権を私とミハイル殿下に託し、シンフェポリへ単身乗り込もうとしていたのだ。
シンフェポリに一人でいけば、いくら殿下でも死ぬことになる、シンフェポリを陥落すれば皇太子妃は自然とこちらに戻ってくるのだから、そのときまで待つよう、必死にマッカイルは説得する。
計画通りに進んでも1ヶ月もかかるのに、それまで待てるかというリンデン。
会話を聞いたミハイルは、呆れながら部屋に入ると、共和国軍の軍服をきたリンデンがいた。
それで変装したつもりか、リンデンの顔がどれだけ知られているのかわからないのかと、驚くミハイル。
よく来たというリンデンは、指揮権の意味を持つ、金の柄の剣をミハイルに渡そうとする。
自分はシンフェポリへ行くので、軍を指揮しろと、総司令官としての軍令だと言って押し付けようとする。
突拍子もないリンデンの行動に、理解が追いつかないミハイル。
シンフェポリにいる共和国軍は10万もいるのに、後のことまでしっかり考えたのかと聞くと、10万だろうが100万だろうが後のことも今重要ではない、エリーゼが今どんな目にあっているかわからないのにと、リンデンは必死だった。
とにかく軍令に従えと言うリンデンに、辞表を持ってきたから従う必要はないというミハイル。
自分がエリーゼを助ける、お前がいけば必ず命を落とす等、どちらが救出にいくか、危険かで言い合いを始める兄弟。
リンデンは、軍令に従わないのかともう一度聞き直し、突っぱねたミハイルにロマノフの超常能力を発動する。
リンデンの使う、意識追放の能力によって、気が遠くなるミハイル。
そして以前ミハイルにやられたように、彼のうなじを手刀でたたき、失神させるリンデンなのだった。
漫画「外科医エリーゼ」最新話78話の感想
捕虜となったエリーゼが、ニコラスのいる所でどんな目に合わされるか心配でしたが、今の所ファビアンのおかげで、それなりの扱いを受けているようです。
ですがそれも時間の問題で、狂ったニコラスが何をしかけてくるか、予想もつきません。
なんとかそれまでに、リンデンやミハイル達の救助が来てほしいのですが、まさかの皇子自ら単身突入です。
ロマノフ皇家だけが持つ超常能力のおかげで、変身や意識追放が使え、その辺の騎士よりは明らかに強いのでしょうが、敵の中枢に入って無事出てこれるのでしょうか。
捕まってしまうと、帝国側が脅され大変なことになるのでは。それでも、いてもたってもいられないのでしょうけど、なかなか危険なことをしますね。
最早なんとか無事に戻ってくることを祈るしかないですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに