漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、悪妻のあまり皇帝になった夫に処刑される設定の妃として、生まれ変わってしまった主人公が、生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、予算管理を始めて6ヶ月後、セザールから送られた木が、カナリアの髪の色と同じ色の花を咲かせた。
晩秋になり、帝国では毎年恒例の狩り大会が行われるので、カナリアも呼ばれた。そこで乗馬服を着たグレイシーと遭遇。
お互い牽制しあう関係だったが、話がもりあがり、意外に気が合うことがわかる。もし悪の脇役と正ヒロインの関係でなければ、いい友達になれただろうと思うカナリアなのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」15話のネタバレ
狩り大会が始まり、参加者が一斉に馬に乗って出発すると、狩りに参加しない令嬢達は、おしゃべりしたり簡単なゲームをして時間を潰す。
カナリアはゲームの方が性にあうので、ジェンガゲームに参加。
上手くブロックを引き抜いたと思ったが、ガラガラと崩れてしまい、罰ゲームをすることに。
罰ゲームの内容は、一人で狩り場に行き、花を一輪つんでくるというもの。
気晴らしに散歩できるからと、護衛もつけず本当に一人で行くカナリア。
アニーは心配していたが、多額のお金までかけて私を暗殺する者などいないと、カナリアのかなり客観的な分析に押しきられたのだった。
うきうきで林の中を散歩するカナリア。
しかし芋虫を踏んでしまい絶叫、さらに木の根につまずき転倒し、足首を捻挫。
あるけなくなったカナリアは、セザールなら探しに来てくれるのにと考えつつ、座り込んでいた。
そこへ、何をしているのかと現れたのは、グレイシー。
まるで白馬に乗った王子様のようだ。
一人で散歩したいから、護衛もつけずに来たら遭難したと説明するカナリア。
足首が腫れ動けない彼女を見たグレイシーは、ため息はついたものの、なんとカナリアを抱き上げ、自身の馬に乗せる。
あまりの凛々しさに、思わずお姉さまと呼びそうになる。
容姿端麗で、仕事もできる、そして身体能力まで抜群なグレイシー。
悪の脇役である自分と、スペックに差がありすぎる。
カナリアは彼女に礼を言うと、馬を引くグレイシーは、ここには悲鳴を聞いたから来たのだが、もしかしてバカな人が遭難でもしたのかと思ったのだと、きついことを言う。
だが、狩りの最中に私を助けたことで、時間を無駄にしたのだろうし仕方ないと、反省するカナリア。
グレイシーは毎年狩り大会に参加し、成績も素晴らしいようだ。
そのことを踏まえ、みんなランカスター令嬢が男だったら、きっと爵位を継いだだろうと話していると、カナリアは褒めた。
だが、ピタっと歩みを止めるグレイシー。
彼女は、男だったらと言っても、実際に女である私には手に入れられるものは何もないと呟く。
それを聞いたカナリアは、この国一番のお金持ちで抜群の能力があるくせにと、イラっとしたので、爵位などなくても全ての面において優れた能力を持っているではないですかと言う。
グレイシーは拳をギュッと握ると、それに何の意味があるのかと怒る。
グレイシーの地雷を踏んでしまったのかと、呆然とするカナリアなのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」15話の感想
よくあるファンタジー小説内には、ジェンガがあるようです。トルネードポテトも以前に登場しましたので、わりと現代のものが存在する世界なので、カナリアはホッとしているのではないでしょうか。
さて、芋虫を踏んで焦って走り出し、転んで捻挫し動けなくなるという、大失態をしでかすカナリアですが、助けにきたのは気まずい仲のグレイシーでした。
皇后の手先であり、セザールとの結婚を横取りした形になるカナリアを、好ましく思ってないので、言葉にトゲがあります。それでも、お姫様だっこで馬に乗せる、王子様のようなグレイシー。
そんなグレイシーは、妻として誰かの影として収まるのではなく、男性達のように前に出たい、優れた能力があるだけにそれらを発揮したい気持ちがあるようですね。自身を抑え込み、ただ流される人生は嫌なのでしょう。
だからこそ、親に売られ、皇后の手先になり、毎日のんびり過ごし、ただ流されて生きているように見えるカナリアが腹ただしいのでしょうね。
グレイシーの地雷を踏んだカナリアですが、これがきっかけで二人の関係が変わるのでしょうか。楽しみですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに
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