無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 の最新話の内容をまとめました。
毎週土曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、気まずいアリスティアとルブリス。彼は、アリスティアの母が大好きなサザンカを毎年用意し、彼女の死を偲んでいるようだ。
二人は、数年に一度咲く、庭園中央の樹を眺める。ルブリスはアリスティアにも人間らしいところがあると呟き、ジェレミアによく似ていると言う。
言われたことが気になったアリスティアは、リーグ卿に母のことを聞くのだった。
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漫画「捨てられた皇妃」最新話69話のネタバレ
母ジェレミアを看取ったのがルブリスだと知り、そこまで仲がよかったのかと驚くアリスティア。
リーグ卿は、ジェレミア侯爵夫人の死に幼いアリスティアが耐えられず、泣き続けた上ひきつけまで起こしたので、あの日以来、アリスティアの前で夫人の話をすることを禁じていたのだと話す。
だからアリスティアは、命日も含め、母について何も知らないのだ。
それにしても、どうしてルブリスが母を看取ったのだろうか。
リーグ卿は優しく微笑むと、髪の色をのぞけば、アリスティアは侯爵夫人に本当にそっくりだと言ってくれるのだった。
聞きたいことはまだ沢山あるが、リーグ卿を困らせてしまうと考え、アリスティアは部屋に戻る。
母ジェレミアはどんな人で、どう父と出会ったのだろうか、そして何故亡くなってしまったのだろうか。
いつか誰かが教えてくれるだろうか。
帝国は冬を迎え、すっかり寒くなってきた。
それでも屋外にもかかわらず、上着も着ず両腕丸出しで、稽古を続けるカルセイン。
カイシアンはそんな弟に呆れつつ、モニーク侯爵令嬢の話があると、わざと彼を釣ってからかう。
彼女は今モニーク家の後継者となるべく、第一騎士団で見習い騎士として補佐官をしていると教えるカイシアン。
彼女が父の後を継ぐのだと宣言した通り、頑張っているのを知って、嬉しそうなカルセイン。
彼女はうちに赤い制服を着ているのだから、お前もどうだと、カイシアンが何か言いかけるが、テンションがあがったカルセインは、兄の言うことなど聞かず、さらに訓練を続けるのだった。
そして日々は過ぎ、年末になり、皇宮内は新人選び、人事異動等でせわしなくなっていた。
各府省が慌てて増員する主な理由は、皇太子の国境視察報告により、政策の変化があったためだ。
特に今年は和解人材に溢れており、新しい風に期待してか、皆少し浮ついていた。
そんな中、アリスティアの同僚のレティーシャ・リアン卿は、マイペースだったため、今年も騎士になるのを見送っていた。
騎士団を増員するなら、試験なしで私を採用してほしいとぼやくリアン卿。
騎士団が5つもあった昔から、騎士昇級試験は難しく、現在は3つに減ったため競争率は上がったものの、難易度は少し低くなったそうだ。
それでもそれなりに難しいので、アリスティアは、油断できない、正式に騎士になれるよう頑張らないと、と不安げだ。
リアン卿が、今年は宰相の次男で、皇宮最年少の管理職となったかなりの天才が、行政府に入ったそうだと言う。
アリスティアは、友人のアレンの評判に嬉しくなる。
そんなうわさ話をしていると、ラス公爵第一騎士団団長がやってきた。
父であるラス公爵に何かお願いしながら、カルセインも一緒に現れた。
アリスティアとカルセインは再会する。
何故ここに、ひさしぶりと、彼女が話す中、まっすぐ彼女に突き進むカルセインは、彼女の手を握ると、ちょっとアリスティアを借りると言って部屋から連れ出した。
ラス公爵は止めもしない。
二人が部屋から出ていくと、残ったリアン卿とディロン卿は、友人以上だとも噂されているカルセインとアリスティアのことを、本当に仲が良いのですねと、ラス公爵に言う。
モニーク卿は皇太子殿下の婚約者だから、口を慎みなさいと、ビシっと注意するラス公爵。
カルセインをモニーク家領地に送り出したときから、噂されるだろうことはある程度予想はしていたが、人の出入りが激しい今の時期はさらに噂が回るのが速い、とラス公爵は考える。
皇帝派に大きな影響となるため、彼女がモニーク家を継ぐということはまだ公にはなっていはいけない。
皇帝陛下が結論を出すまでは、カルセインに軽率な行動を取らないよう、注意しなければいけないと。
その頃、カルセインはアリスティアの手を握ったまま、皇宮内を進むのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話69話の感想
少しずつ、母のことがわかってきたアリスティア。
ルブリスが看取ったこと、どうして死んだのか、とても気になりますね。ケイルアンの言動を考えると、何か根が深いものを感じます。
一方カルセインは、アリスティアが宣言通りに頑張っているのを聞き、剣術稽古に余念がないです。モニーク家領地にて、ルブリスに触発されたのもあって、アリスティアのために彼は必死なようです。
領地でも一緒だったこと、それ以前にも屋敷で稽古を一緒にしていたことで、やはりカルセインとアリスティアの仲は、それなりに疑われるようになりましたね。
カルセインはそれで構わないでしょうけど、周囲は皇室の力関係がゆらぐので懸念しています。アレンディスがどちらにつくかでも、結構変わりそうですね。
さて、父の軽率な行動をとらせないようにの心配をよそに、手を繋いだまま皇宮内を歩き回るカルセイン。彼はアリスティアとどんな話がしたいのでしょうか。
彼の噂が出ている以上、アレンディスも黙ってない気がします。どうなるのか楽しみですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに