漫画アプリ・ピッコマで連載している「皇子よそなたの願いを叶えよう」
作画 Ant Studio、原作 Mokgamgi(황자, 네 무엇이 되고 싶으냐?)、韓国発の恋愛転生漫画で、ファンタジー小説家が自分の小説内に転送される物語です。
毎週木曜に最新話が更新されます
前回のあらすじは、気持ちがすれ違うため口論になるバソとカイト。するといつの間にか、魔物の群れがすぐ後ろまできていたのだ。バソは剣をもっておらず、馬は殺されてしまう。
カイトが彼女をかばいながら戦おうとするが、魔物は彼ら二人を引き離そうと動き、バソは魔物の群れに囲まれてしまうのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇子よそなたの願いを叶えよう」20話のネタバレ
バソは、戦うカイトの名を呼び手を伸ばすが、魔物に遮られてしまう。
剣や羊皮紙を持ってこなかったことを後悔する彼女。
魔物は彼女に頭を押し当て、まるで懐いているかのようだ。
あんた達なんて作った覚えはないと彼女は驚く。
すると山の向こうから、ウウウウと大きなうなり声がする。
そちらに気をとられると、今度は魔物の叫び声が。
カイトが魔物を必死にさばき、バソのもとへ向かってきたのだ。
喜ぶバソだが、魔物は彼女の服を噛み、後ろへと引っ張る。
カイトの攻撃でようやくバソとの間が開けると、彼女は魔物に連れ去られようとしていた。
彼女を助けるべく、カイトが突進すると、後ろから魔物がとびあがり彼を切り裂こうとする。
叫ぶ彼女。
切り裂かれ血が舞い飛んだ。
カイトは無事だった。
バソはとっさに魔物を振り払い、身を挺して彼を守ったのだ。
彼女の背中には深い爪痕がきざまれ、カイトは叫ぶ。
予想外のことに魔物達は動揺する。
痛みに震えるバソの身体を支えるカイトの怒りは頂点に達し、ぶっ殺してやると魔物を睨んだ。
魔物は何故か引き上げ始めた。
バソは痛みでよろめくが、カイトの無事を確認する。
すぐに城に戻ろうと心配するカイトに、足手まといになるつもりはなかったのに、大人しくカイトの傍にいればよかった、ごめんと謝るバソ。
これからはカイトを危険な目にあわせないために、傍から離れないと、力なく彼にもたれる彼女に、カイトは何かを感じ彼女をギュッと支える。
主人公でもない悪役をかばって、ケガをする作者の小説を誰が読むというのだ、バカなやつだなと微笑むカイト。
痛みに耐え息が浅いバソだが、ヘヘ、と笑うのだった。
バソを支えながら城に戻るカイト。
ペラトが待っており、カイトの腕のケガを見て何があったのかと慌てている。
じきにミトラレンの使節団がくるというのに、皇子にケガまでさせて魔女は一体何をしていたのだと、彼女に文句を言おうとしたペラト。
だがカイトが厳しく制し、バソの手当、彼女の羊皮紙を持ってくるのだと命令する。
手当と聞いて、バソの背中に大きな深い傷があることに気づいたペラトはショックを受ける。
カイトはバソを支え、ペラトを通り過ぎ、使用人たちが待つ入り口へと向かうのだった。
漫画「皇子よそなたの願いを叶えよう」20話の感想
バソが作った覚えのない、未知の生き物の魔物たちですが、彼らはバソを理解しているようで、彼女に敵意はありません。
助けて欲しいなにかがあるようです。彼女に理解してもらえるよう、犬や猫が甘えるように頭をくっつけてくるのでしょう。
そんな魔物に服を咥えられ、動けない彼女でしたが、カイトのピンチにはいてもたってもいられず、とっさに前に飛び出たようです。
カイトは彼女がケガをしたことで、今までにない程怒っていました。よくも、よくも、と言っていましたが、やはりカイトにとっても彼女は特別な存在なのでしょうね。
二人がそこまで信頼しあい想いあっていることなど、ペラトは理解していません。自分の想像とどんどん離れていくバソに、驚いていたようです。
彼女は主人公だけ愛着があるわけではなく、全てのキャラクターを愛していますからね。
今回そのことがペラトに伝わるといいですね。
まとめ
・カイトのピンチにバソは自分の身を挺して守る
・カイトにとってバソの存在が大きくなる
・カイトがケガをしたことでバソを責めようとしたペラトは、カイトに怒鳴られる
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに