無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」
漫画 iNA氏、 原作 Yuna 氏の韓国漫画です。
主人公のアリスティアは、神のお告げの子とされ皇后となるべく育てられたものの、別の少女が現れ次位である皇妃に落とされる。そして愛する皇帝には虐げられ最後には反逆罪に問われ処刑される。
しかし神によって時間が戻され、自身の9歳の子供時代へと転生し、悲劇の運命を回避するべくやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品。
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、トラウマのせいで心が壊れてしまったアリスティア。彼女のもとに届いたアレンディスからの手紙を読み、自分がその原因だと知るルブリス。
その後ルブリスはカルセインに手合わせを申し出る。カルセインはそこで自身の彼女への気持ちに気づくのだった。
また娘の危機にケイルアンが領地に戻るのだった。
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漫画「捨てられた皇妃」55話のネタバレ
慌てて領地に戻ったケイルアンが見たのは、虚ろでピクリとも表情を変えない愛娘。
ルブリスは、彼女は2日も睡眠と食事もとらずその様子のままだと説明する。
何が起きたのかと、アリスティアに聞くケイルアン。何がそこまで彼女を苦しめるのか、ケイルアンは彼女を一人残していったことを悔いる
。アリスティアはケイルアンが話しかけても何も反応しない。大きな声を出せば耳をふさぐ。
ケイルアンは我を忘れ彼女の目を覚ませようと必死に声をかけた。
背負う物が大きい彼女を哀れに思い、少々甘えを許してきたが、ここまで弱く育つとは、と叱る。
剣を極め、家を継ぐのではなかったのか、このまま全て諦めてしまうのかと。
お前の人生はまだこれからだ、アリスティア・ラ・モニーク。
父の叫びを聞いて、彼女の目に光が戻った。
彼女はやっとパパと呟くことができた。
パパはどうしてここにいるの、と彼女は言いかけ気を失う。
皇宮医は容態を確認し、彼女がやっと眠りについたことを伝え、皆安堵した。
ケイルアンはルブリスに一連のことを謝る。ルブリスは気にすることはないと言い、公務があるためすぐ発つとのこと。
眠るアリスティアを見つめるルブリスは、自分がいなくなれば彼女も休めるだろうと思う。
そしてベッド脇のテーブルに、アレンディスからの手紙を置くのだった。
ルブリスを見送る際、ケイルアンはアリスティアがあのようになった経緯を知っているか聞く。
ルブリスは暗い顔で知らないと答えた。
出発するルブリス。馬車の中で、何故手紙のことをはなさなかったのかハレンはルブリスに尋ねるが、彼は腕組みをし目を閉じ、何も答えようとはしなかった。
アリスティアはその頃、自分の心の中を彷徨っていた。
辺りは真っ暗で何も見えない。
すると突然彼女の周りに、幼い頃の自分の様子が絵のようにいくつか現れた。
彼女自身も覚えていないほどの幼い頃。眠い目をこすりながら読書をしたり、ピアノを弾いたりしている。
その過去の中には、優しく彼女に笑いかける現皇帝とにこやかに応える彼女の姿が。
それは転生前の自分であった。
仲睦まじい皇帝とアリスティアの姿を、恨めしそうに見つめるルブリス。
その後、伴侶となるためルブリスと過ごす時間を増やすよう皇帝に言われたアリスティアが、連日彼を待っていることを下女に噂されている場面になる。
ルブリスが嫌がっていることも知らずに待つ彼女。
そして転生前の成人式で、彼とダンスをしていたときバランスを崩し倒れるが、彼は一切助けようともせず、彼女はまわりに嘲笑されたのだった。
このときから、ルブリスに迷惑をかけないよう、心を無にするように、動揺しないように自分の心を抑えようとしてきた。
たとえ、美優が現れ、神に選ばれし子が自分ではないとわかっても。
漫画「捨てられた皇妃」55話の感想
父ケイルアンの登場で、アリスティアはようやく目を覚ますことができました。
育て方を間違った、甘やかしすぎた、弱い子だと、ややきつめなことを言う父ですが、なんとしてでも彼女を助けたい一心だったのでしょうね。
ルブリスは、アレンディスの手紙を読んでひどく彼女に嫌われていることは自覚したようですが、さすがにケイルアンにそのことは言いませんでしたね。
どこまでの内容が書かれているのかはよくわかりませんが、彼の様子から納得できる何かがあったようです。
詳しい手紙の内容は次回わかるようなので、次回の更新が気になりますね。
またルブリスが彼女を嫌っていたのは、やはり父親の愛を彼女に奪われたと思っているからのようですね。そのままお互いの気持ちがズレていき、彼女はあのような惨めな人生を送ることになったようです。
転生前の人生では、成人式のダンスでルブリスにひどい扱いを受けてましたが、転生後のダンスでは彼はきちんと彼女を支えていました(44話)
かなり彼女の人生は変わってきています。このまま気を落とさずに、彼女には前向きに進んで欲しいですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに