漫画アプリ・ピッコマで連載している「皇子よそなたの願いを叶えよう」
作画 Ant Studio、原作 Mokgamgi(황자, 네 무엇이 되고 싶으냐?)、韓国発の恋愛転生漫画です。
主な内容は、人気ファンタジー小説家の高月唯が書いた、第一第二皇子シリーズにて、悪役として不憫な扱いの第三皇子アイゼン・カイト。
彼がシンクホールを通って、なんと唯の世界に現れ、彼女のせいでメチャクチャにされた人生をもとに戻せと彼女を本の世界へ連れ去ります。
そこで彼女は彼の要求を叶えるため、自分は現実世界へ戻るために協力しあう、異世界恋愛漫画です。
毎週木曜に最新話が更新されます
前回のあらすじは、深夜にまるで小説からでてきたような格好の赤髪の男に襲われ、自分の人生を元に戻せと迫られる唯。自分の小説の熱狂的ファンが現実との境が見えなくなりおかしくなったと思い焦る彼女。そして彼女に名前を呼ばせる、アイゼン・カイトと。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇子よそなたの願いを叶えよう」3話のネタバレ
パジャマ姿のまま、カイトに引きずられ、外に出される唯。
深夜なので人気もなく叫んでも誰も助けに来ない。
唯一いた通行人には関わりたくなさそうに逃げられた。カイトには自分の国も地獄だが、唯の世界も非情だなと言われる。
結局誰にも助けてもらうこともできず、シンクホールがあった所まで引きずられた。
工事のおかげで塞がっているシンクホール。やっと運命を変えられると、カイトは剣を地面に突き立てると、塞がっていたところは大きな亀裂が入り崩れ始めた。
いくら工事途中だとはいえ、そんな剣一本でそこまでなるのかと驚く唯。
皇国最強の剣士である俺に何を言うのだと、庶子出身だが剣術だけは誰にも負けないとムッとするカイト。
こんな女のせいで全て失うとはイライラするカイトは、死にたくないなら大人しくしていろと凄む。
そしてもとのシンクホールが現れると、そろそろ行くか魔女よと、近づいてきた。
唯は殺されると思い、小説の読みすぎではと説得しようとするが、カイトに蹴られ穴の中に落とされる。
狂った読者に殺されるだなんてあり得ないと、叫びながら底の見えないシンクホールに落ちていく彼女なのだった。
ハッと目を覚ますと、とある部屋の中にいてベッドに寝かされていた唯。
目を覚ましましたか魔女様と、丁寧にお辞儀するグレーの髪の美青年、第三皇子の側近であるペラトがそこにいた。唯は口をあんぐり。
ペラトは、魔女は自分達とそう容姿は変わらず、さらにか弱い女性だったのかと、唯に近づきまじまじと見る。
するとものすごい勢いでドアを開けて入ってきたのが、あのカイト。
コスプレ拉致犯だと怒る唯。ここは何処と、彼女がベッドから出ようとすると、自分の足とベッドに鎖が繋がっていることに気づく。
何この鎖、どうするつもり、助けてと、ギャーギャー騒ぐ唯。カイトは、黙れ、うるさくて話せないと、彼女の目の前に来て注意する。
明るい所で見ると、人を圧倒する高身長、鋭い目、整った顔だちに冷たい表情、それにあの赤髪、とても信じられないが、間違いなく第三皇子だった。
ではここは小説の中なのかと理解が追い付かない彼女。
カイトは、この俺が怖くないようだなとほくそ笑む。
唯は、どうして怖がらないといけないのか、連れてきた理由は何、と強がる。
本当に小説の中なら、作者である唯の言うことは絶対のはず。こんなことするなら、脇役から町人にしてやると脅そうとする彼女。
カイトは冷酷な表情になり、鎖を引っ張り唯を自分の前に引きずると、彼女の脚を思い切り踏みつけた。
痛みで涙が出る彼女。
カイトは力を緩めず踏みつけたまま、この世界から出たいなら、俺の人生を取り戻して皇帝にしろと言うのだった。
漫画「皇子よそなたの願いを叶えよう」3話の感想
底の見えないシンクホールに突き落とされた唯。
想像しただけで恐ろしいですよね。絶対死にますもの。カイトはそこから這い上がってきたわけで、中がどうなっているのか謎ですね。
通行人も関わり合いたくないような、面倒くさいカップルに見えたんですかね。一人はコスプレ、一人はパジャマだという。男の方はやたらとゴツいし。
あの通行人が逃げたおかげで晴れて彼女は異世界の住人へ。
カイトは燃えるような真っ赤な髪と瞳の凛々しい青年ですが、側近のペラトはグレーの髪に青い瞳の容姿端麗の優男という感じです。
作者である唯の作った小説の世界、実際自分だったら頭がおかしくなったか、長い夢を見ているのかと混乱しそうですね。
唯は自分が作った世界ですので自分が創造主いわば神だと思ってるのですが、彼らにしてみれば彼女は他所の世界で好き勝手に魔法を使った魔女でしかないので、あがめたりはしないようですね。
彼らには彼らの歴史があり、どちらもパラレルワールドの住人だと思っているんだと思います。
さて、唯はこの後どうなるのか。カイトはいきなり皇帝になるのか気になるところですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに