漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」
原作が韓国人YUNSUL氏の小説で、RINO氏が漫画化しております。
かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。
毎週日曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、リアの髪につけるリボンの色で、セルイラとイリンは揉めていた。リアはアシシに聞くも、答えが出ない。カイテルやペルデルは適当な理由で色を選ぶのであった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇帝の一人娘」145話のネタバレ
食事も終わり、リアはひさびさに熙事園へ散策に来た。
アシシに声をかけるも、彼はうつむきだんまりである。
リアはカイテルに言われたことを思い出し、赤いリボンを持ってくるようイリンに頼む。
嬉しそうなイリン。青も似合うのにと、残念そうなセルイラ。
そうこうしているうちに日が暮れ、お風呂に入る時間になった。
カイテルの言う通りに赤いリボンにしたのだが、夕食時、彼は何のリアクションもなかったため不満げなリア。
もう二度と赤いリボンなんてつけるかと、リアが外していると、アシシが青いリボンのほうが良いと言った。
リアの髪の色は赤銀髪だが、だからこそ色味の違う青が映えるのではと彼は話す。
昼からもう赤いリボンつけてる彼女。しかもアシシに聞いたのは朝だった。
呆れつつも笑ってしまうリアは、アシシのために青いリボンをつけ直した。
アシシが驚いた顔をするので、カイテルのノーリアクションなどどうでもよくなり、明日はこれをつけるねとアシシにお礼を言うリア。
アシシは微笑む。
そして彼女を抱きしめるので、彼女も抱きしめ返すのだった。
月日は流れ、リアももう14歳だ。
リアの髪をセットするセルイラは、彼女をとても美しいと褒める。
本人は毎日見ている顔だから、周りから評されるように宇宙一の美貌かどうかはわからない。
それでもキレイな方だというのは理解していた。なにせ父親があの美形のカイテルである。
髪のセットに既に2時間も経ち、リアはヘトヘトだった。しかしセルイラは、おしゃれには時間がかかると、まだやるつもりのようだ。
アシシがきっとまちくたびれるとリアが言っても、アシシならいつもこれぐらい待つし、リアの美しい姿を一番乗りで見れるのだから安いものだとセルイラは聞き流す。
アシシは待つのが好きらしいが、リア的には外でただ待ってるだけの姿を想像してしまうので申し訳なく思うのである。
すぐに終わりますから、とセルイラは言う。そのセリフはもう10回目であった。
ようやく終わった彼女は、アシシのもとへ。
待ったでしょうと聞いても、そんなことないと首を振るアシシ。だがもう4時間も経っていた。
こういうときは待たずにどこか別の場所へ行っていても良いとは話しているのに、絶対に彼女から離れようとしないアシシなのだった。
彼はリアの首飾りに目を移す。
この前の誕生日にアシシがくれたもので、冬月の首飾りである。
四大騎士団の騎士が所属する団の文様をアクセサリーにして贈る相手は、恋人か主君なのだそうだ。
リアはアシシの主君だからこそもらえたのだろうが、照れる贈り物だ。
彼女にとっても特別でお気に入りのジュエリーなのだった。
漫画「皇帝の一人娘」145話の感想
まる1日、リアに合うリボンの色を考え続けていたアシシ。 不器用ながらも、リアを大事に思う気持ちがかわいいですね。
20歳ほどの年の差さえなければと思うほどの、2人の親密さ。
彼は特別な物を贈り、彼女もそれを理解しています。
この冬月のアクセサリーでなければ、最初はジャバイカル家代々伝わるものを贈ろうとしていたので、彼のリアへの愛は相当なものですね。
ちなみに熙事園ですが、「熙」は 光がなごやかにひろがるさま、盛大、 ひろまる、光をひろく行きわたらせる、恩徳が、ひろく行きわたる等の意味で、キ・ヒカル・ヒロイ・ヨロコブ・タノシムと読むようです。
なので 熙事園は、キジ園と読むのでしょうかね。参考までに。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに