漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」
原作が韓国人YUNSUL氏の小説で、RINO氏が漫画化しております。
かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。
毎週日曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、ゼーラントとリアを比べることで、実の子供かどうかは関係なく、リアだからこそ特別な存在なのだと気づいたカイテル。
彼女を権力争いをする醜い世界から離すためにした約束を守ってもらえず、さらに口答えする彼女を見てカイテルの腹は煮えくり返り、セルイラの処刑を命じたのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇帝の一人娘」140話のネタバレ
怒りを鎮めるために修練場にて剣の打ち込みをするカイテル。これなら寝室にこもって読書をしていたほうがマシだったと、戻ることにした。
読書をしていると、予想通りリアが会いにきた。
反省の言葉が聞けるかと思ったが、彼女の第一声はセルイラを解放しろとの言葉だった。
出過ぎた真似をした乳母を許す理由もない上、そうするつもりがないわけでもなかったが、リアのこの態度では話は別である。
子供じゃないのだから八つ当たりしないでと、カイテルに向かって怒るリア。
一体どういうつもりなのか怒鳴りつけたいところだが、父の言うことは聞かないくせにと何故そんなに乳母の肩を持つのだと聞く。
リアは、どうしていつもそうなのと涙を流した。
普段なら叱っても泣きもしない娘が、そんなに悲しむことなのか。
泣かそうとしたわけではない、こんなつもりではなかったと戸惑うカイテル。
全てはリアのためなのに、どうしてわかってもらえないのか。
自分よりセルイラが大事なのかと、彼の心も怒りも冷めていく。
リアは、セルイラはカイテルがつけた乳母なのに何を言うのかと反論。
さっきまであれほど憎い存在だったのに、娘の泣き顔をみると怒りが消えていく。
どんなに怒りで手が震えようとも、彼女に手を上げる気にはならなかった。
誰かに制御されているのかのように体が言うことをきかず、不快感が襲ってくる。
しかしリアの瞳が荒れた心を落ち着かせてくれ、暖かい春の日差しが雪を溶かすように、カイテルの破壊衝動も消えてなくなるのだった。
カイテルの口からは、今後は勝手に背を向けるな、だった。
彼を非難し背を向ける娘の姿は想像以上に苦痛で、もう二度とあのような気持ちになりたくないと思ったのだ。
リアと一緒にいるだけでいいと思う彼は、彼女を抱きしめる。
壊したいのに、守ってやりたいという不思議な気持ちになる。
リアの母親をふと思い出す。
おなかの子供を殺そうとするカイテルを、絶対に許さないと話す母親。
もしこの子が死ねばあなたは全てを失い、生きていけるのなら別の意味で後悔させてみるという、彼女の呪い。
カイテルはもうとっくに後悔していた。
リアは彼にとって壊したくない、かけがえのない存在なのだ。
そして現在。リアは庭園にいた。
もう10歳になった彼女。3歳のときから護衛騎士であるアシシとの付き合いは7年になる。
7年も経ったのに、相変わらずの美貌のアシシ。
美しさは変わらないが、彼女の手つなぎ要請にもためらわずこたえ、2人はかなり親密になっていた。
3歳の時は、彼をどう扱っていいのかと眠れず考え込んでいたのに。
カイテルはそんな微細なことは気にしないので、リアは自分から話題を振った。
アシシは昔からあのような性格なのかと。
漫画「皇帝の一人娘」140話の感想
カイテルの回想編、ようやく終わったようです。
彼は彼なりに、リアを大切に思ってたからのあの行動だったんですね。
それでも日頃の接し方や、今までの彼の行いが災いしてうまく伝わらず、あのような結果になってしまったと。
それでも今回のことでリアとわかりあえ、本当の親子になれたようで良かったですね。
カイテル回想編は終わり、ようやくリアの日常に戻りました。
そしてお待ちかね、アシシも登場です。彼はこの漫画の一番人気ですので、待っていた方も多いかと思います。
10歳に成長し、日々美しくなる彼女とアシシがどう接していくのか気になりますね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに