漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」
原作Milcha氏、絵Whale氏作の韓国発恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に更新されます。
前回のあらすじは、レリアナに弟子の誘いを断られたことが未だに理解できないヒーカーは、滅多に会うことができない聖騎士団を召喚。一方レリアナは、ビビアンに仕込まれた宝石を身につける羽目に。そして久しぶりに会ったノアと二人で、聖火式前の宴の会場まで移動するのだった。
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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」40話のネタバレ
ヒーカーの登場に合わせ、聖騎士団が光を放ち、彼に後光が差したかのような演出をする。
レリアナは、まさかこのために聖騎士団呼んだわけじゃないよねと考えながら、ただ眩しがる。
彼女の反応にヒーカーも首をかしげる。貴族の端くれには自分の偉大さがわからないと思い、わざわざ聖騎士団を用意したのにと。
そしてウェードの、親しみやすくした方がというアドバイスを思い出し、150年もの間、友も家族もいない自分なのにとふと考える。
思い返せば、神聖国の長老会で、孫におじいちゃんと呼ばれて嬉しそうなメンバーがいた。80のときに産まれた孫だと、どうみても青年の見た目で若々しい長老が話す。ヒーカーは孫話には一切興味なく、突っぱねた物言いで会話するのだった。
その記憶をもとに、ヒーカーは咳払いすると、お前のおじいちゃんになってやろうと提案した。
ウェードは飲み物を吹き出し、ユジニアは皿を落とす。次々皆の手から色々な物が落ち割れる。
ヒーカーはおじいちゃんと呼ぶように催促するが、そんな無礼なことできないとレリアナは断る。
たまりかねたウェードが、ヒーカーにどういうおつもりかと聞く。お父さんと呼ばせるには歳の差があるだろうとの答え。それならおじいちゃんでも微妙ではとウェードは思うが、そんなことより急に孫娘として受け入れるなんてどういうことなのかとうかがう。
親しみやすくしろと言ったのはウェードだろうとヒーカーは怒るが、会って間もない相手には負担だと説明する苦労人ウェード。まずは他愛のない会話をと説明するが、尊大なヒーカーには通じずウェードは撃沈。
その頃、ペイリン姫君からなんとか抜け出せたキースが、キースをあのように追い込ませて満足したのかとノアに聞く。ノアは、まあな、との答え。
その隙にレリアナはそーっとその場を抜け出そうとするが、笑顔ノアに見つかり失敗。
すると彼女の髪についている、ビビアンに仕込まれた宝石が光り始めた。ヒーカーが気付き、彼女を呼び止めると、宝石に亀裂が入った。
バキバキ音を立て、今にも爆発しそうな宝石。ノアは咄嗟に彼女を抱き寄せる。
じっとしていろとヒーカーがいうと、彼の髪の先についていた鈴がなり、宝石はヒーカーの手の上で浮かんで停止した。
レリアナは、今間違いなく爆発しそうになったと恐怖を感じる。
レリアナを助けたヒーカーが彼女に歩み寄る。
これでおじいちゃんと呼んでくれるかと話すその姿は、美しい青年の姿だった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」40話の登場人物
レリアナ・マクミラン・・・主人公。もとは地球の受験生。何者かに殺され、小説の世界に転生する。生き延びるために、王族の公爵のノアと婚約契約を交わす。ノアのいたずらで、神殿にて聖火をあげる義務が出来たため、現在神殿に滞在している。
ノア・ウィンナイト・・・王位継承権第1位の公爵。にこやかな笑顔の皮肉屋。レリアナに脅される形で婚約契約をしたが、レリアナに惹かれつつあり、契約を解除しない。彼女をからかうのがもっぱらの楽しみ。
ヒーカー・デミント・・・教団の生きる伝説と言われ、多大な功績を持つ。彼の庇護を受けるためなら国の金をも差し出す王がいるほど。見た目は子供だが、中身はおじいちゃん。
ウェード・デービス・・・神官。ヒーカーの部下で、彼に毎日のように見下されサンドバックにされている。神学校を首席で卒業するほどの秀才だが、ヒーカーに評価してもらえない。
ユジニア・・・女性の神官。レリアナのお世話担当。
キース・ウェスタンバーグ・・・伯爵。ノアの側近でもあり友人。ノアがレリアナに本気になったのかと疑い、彼女を奪ってもいいか試しに聞き、ノアに怒られる。
ビビアン・シャマル・・・王の嫁候補。本当はノアに惚れており、猛アタックしたが相手にしてもらえず、ノアが特別扱いしているレリアナに嫉妬している。レリアナの荷物に呪物の宝石を忍ばせた。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」40話の感想
ヒーカーの尊大ぶりが今回もいい味出しています。
孫を喜ぶ同僚に、成長が遅いだの、アリンコだの言いたい放題。でも同僚も慣れたもので聞き流し、どちらも会話がマイペースなのがいいですね。
長老達は年齢のわりに、若く美しい容姿をしていました。神力の効果なのでしょうか。年齢と外見があべこべで、一般人は混乱しますよね。おじいちゃんと呼ぶには若すぎるし、謎の長老パワーなのでした。
ビビアンが潜ませた宝石、恐ろしいものでしたね。あのまま爆発していれば最悪死亡、助かっても顔に癒えない傷を残すことになりそうです。ヒーカーが近くにいて助かりました。
ノアも予期していないレリアナのピンチに、今までにない焦った表情をしていました。それだけ彼にとって彼女の存在は大きなものなんですね。
あの宝石がビビアンの仕業だという証拠について、そもそもビビアンに渡したものは誰なのか、ノアに明らかにしてもらいたいです。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに