漫画「捨てられた皇妃」23話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」

漫画 iNA氏、 原作 Yuna 氏の韓国漫画です。

16歳で皇妃でありながら反逆罪に問われ、愛する皇帝のルブリスに処刑されたものの、また同じ人生を9歳の子供の時点から転生しやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品。

毎週土曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、アレンディスから永遠の愛を誓われたアリスティア。子供だけのなんの強制力もないただのお遊びだと思う彼女は承諾する。気が早いアレンディスは成人式の話をし、彼女は皇帝との約束が迫っていることに気づくのだった。

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漫画「捨てられた皇妃」23話のネタバレ

ケイルアンが娘のアリスティアの誕生日に剣を贈ったことを知り、アルキントは大笑いする。

剣に夢中のカルセインですら誕生日に違うものをねだるぞと、笑いが止まらない。

知らなかったのだから仕方ない、剣術を頑張っているから喜ぶと思ったんだと、騎士団にも責められたケイルアンは気まずそう。

普段からコミュニケーションとらないからだとアルキントは言うが、これから少しずつ知っていけばいいし、案外剣を喜んでいるかもよとフォローする。

そして実際アリスティアは大喜びしていた。

しかし次のアリスティアの10歳のプレゼントは、人形であった。

精神が16歳のアリスティアは戸惑う。それに今まで人形遊びをしたこともなく、どうすれば良いのかわからない。

騎士団のすすめで女の子が喜びそうなものを選んだのだが、今年も失敗だったかとケイルアンは申し訳なさそうだったので、アリスティアはすっごく嬉しいありがとうと伝える。

ホッとするケイルアンは、彼女の頭を撫で、一緒にでかけようかと誘うのだった。

お出かけだと思いついてきたのだが、行き先は皇宮。

これはお出かけでなく出勤では、とアリスティアは心の中で突っ込む。

人形を抱きかかえてるアリスティアは、ものめずらしいのか皇宮の騎士達にチラチラ見られるので、居心地悪かった。

父親は人形を大事に持っているのが嬉しいらしく微笑みかけるので、彼女は恥ずかしさを我慢するのだった。

そこへ、ラス家の長男であり第二騎士団補佐官のカイシアンが駆け寄ってきた。

なんでも訓練中に事故がおきたので、事態の収拾のためにケイルアンに来てほしいとのことだった。

ケイルアンはアリスティアに執務室で待つように言い、その場を離れる。

父は相変わらず忙しい。

それなのにアリスティアの誕生日を覚えていてくれた。

去年の剣も誕生日プレゼントだったのかと気づき、成人前の誕生日祝いをする風習のない帝国だが、二度も彼女にプレゼントしてくれたことに嬉しくなるアリスティア。

この人形は肌身離さず持っていようと思うのだった。

ところが、廊下の曲がり角で誰かにぶつかり、人形を落としてしまう。

謝りながら彼女が見上げると、そこにはルブリスとハレンがいたのだった。

漫画「捨てられた皇妃」23話の登場人物

アリスティア・フィオニア・ラ・モニーク・・・主人公。神が予言した子だと思われ、帝国の皇后になるべく教育されてきたが、突然現れた美優という少女がお告げの子だと判明し、次位の皇妃に落とされる。そして愛する皇帝ルブリスに異様に虐げられ、流産させられ、父も殺され、最後には自身も処刑される。その後、神ビタの手によって9歳に自分に転生させられ、今度は自分自身で運命を切り拓き、悲劇を回避しようとしている。まずはルブリスとの婚約を避けるために、騎士として跡継ぎになろうとしている。転生した際、皇位継承権の意味を持つ2つ目の名フィオニアを授かる。 銀髪。

ルブリス・カマルディン・シャーナ・カスティーナ・・・カスティーナ帝国の皇太子。神が定めしお告げの子が皇后と決められ、お告げに該当する時期に生まれたアリスティアと婚約している。アリスティアは覚えていないが、彼女の幼少時代に何かトラブルがあった模様。前世ではひどく彼女を虐待したため、アリスティアに避けられている。アリスティアとの破婚の噂が広まり、面白くない。

ハレン・ス・ディマルク・・・子爵。ルブリスの補佐官。彼のよき相談相手である。

ケイルアン・ラ・モニーク侯爵・・・アリスティアの父。帝国の第二騎士団長であり、帝国の忠臣。アリスティアを深く愛している。過去世では、濡れ衣を着せられルブリスに処刑された。

アルキント・デ・ラス公爵・・・カルセインの父。帝国の第一騎士団長。仕事がモニーク公爵と交代しながらなので、彼が休暇でいないと連日出勤になってしまう。

カイシアン・デ・ラス・・・ラス公爵の長男、カルセインの兄。第二騎士団補佐官。一族特有の真っ赤な髪を持つ。

漫画「捨てられた皇妃」23話の感想

誕生日祝い、剣の次が人形というアンバランス差がいいですね。なんとか娘を喜ばせたいという父親の愛を感じます。

帝国では成人前の誕生日は祝う習慣がないと書かれていましたが、冒頭でカルセインの誕生日の話をしていますよね。貴族は祝うのでしょうか。

プレゼントなどくれたことのない父からもらった大事な人形と剣。過去世では育めなかった家族愛を満喫することができて、彼女は幸せになったのだと思います。

廊下でルブリスにぶつかるまでは。

アリスティアに否定的な彼と、彼が恐ろしくてたまらない彼女。

いつかこの溝は埋まるのでしょうか。彼女のトラウマは相当なものだと思うのですが、トラウマから彼女を解放してくれる誰かがいるのでしょうか。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: