漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」
漫画 iNA氏、 原作 Yuna 氏の韓国漫画です。
16歳で皇妃でありながら反逆罪に問われ、愛する皇帝のルブリスに処刑されたものの、また同じ人生を9歳の子供の時点から転生しやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品。
毎週土曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、ルブリスはアリスティアの亡き母ジェレミアと親密で、死の直前にアリスティアのことを頼まれていた。
だがルブリスはアリスティアのことを受け入れる気になれない。アリスティアも彼を前にすると震えが止まらない。
皇帝の計らいで2人はお茶をすることになるだが、震えがとまらない彼女は手が滑り、彼に紅茶をかけてしまうのだった。
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漫画「捨てられた皇妃」21話のネタバレ
紅茶が服にかかってしまったルブリスは怒り、アリスティアの謝罪も聞かずその場を離れる。
ハレンが火傷がないか心配してきくもイライラして聞く耳持たない。
あんな女と何を話せばいいのだ、彼が努力しても手に入らないものを手に入れ覚えてすらいない、あんな女と。
彼は怒りを募らせる。
アリスティアはルブリスが去ったことに安堵しながらも、新しい人生を受け入れたのに何故あれほど怯えてしまったのかと落ち込む。
紅茶の染みが血のように見え、過去のトラウマから抜け出せていないことに気づいたのだった。
モニーク邸に戻った彼女。
剣術の訓練が終わり木陰で休む。
アレンディスがそこに現れ、彼女の落ち込んだ様子に、皇宮で何かあったのか聞く。
放っておいて欲しいと考える彼女の気持ちを察したアレンディスは、言いたくないなら言わなくていいけど、一人で苦しいときはいつも傍にいる僕を思い出して、と励ます。
アレンディスの優しい言葉が有難い。
アレンディスが外を暑がるので、屋敷の中で休もうと誘うアリスティア。
リーグ卿がアリスティアだけ呼び止めるので、アレンディスは先に中に入った。
リーグ卿は、アレンディス・ベリータ公子は文官一族であり、政治的利害関係の観点から見てもいつ裏切られるかわからないので、彼にあまり心を開かないようにと注意する。
それはそうだけど、アレンディスに限ってはあり得ないと考える彼女。
そこにリナが来て、リーグ卿と口喧嘩を始めたのでアリスティアは退散する。
中に入るとアレンディスは本棚の前で待っていた。先ほどリーグ卿に言われたことが気になり、アリスティアはアレンディスに将来何になるのか聞く。
彼は剣術も楽しいが頭を使う方が好きだと、文官になると答える。
それを聞いたアリスティアは、アレンディスとこうして過ごせるのは今だけなのだろうと寂しく感じる。騎士にならないのが悲しかったかと、アレンディスはからかうように聞くと、アリスティアは弾みで本を沢山落としてしまう。
落ちた本の中に、見覚えのない本があった。アレンディスは知っており、昔話に出てくるようなレディーと騎士の誓約の内容なのだそうだ。
レディーへの騎士の誓約。騎士は君主に忠誠を、レディーに永遠の愛を捧げることを誓うもので、今では過去のものである。
アレンディスは、この本の内容はどう思うか聞くので、夢みたいなお話だと彼女は答える。
彼女は永遠の愛など、自分には縁のないものだと考えていた。
アレンディスは微笑むと、彼女の後ろの本棚に手を置き、覆いかぶさるような格好で彼女の顔を見つめるのだった。
漫画「捨てられた皇妃」21話の登場人物
アリスティア・フィオニア・ラ・モニーク・・・主人公。神が予言した子だと思われ、帝国の皇后になるべく教育されてきたが、突然現れた美優という少女がお告げの子だと判明し、次位の皇妃に落とされる。そして愛する皇帝ルブリスに異様に虐げられ、流産させられ、父も殺され、最後には自身も処刑される。その後、神ビタの手によって9歳に自分に転生させられ、今度は自分自身で運命を切り拓き、悲劇を回避しようとしている。まずはルブリスとの婚約を避けるために、騎士として跡継ぎになろうとしている。転生した際、皇位継承権の意味を持つ2つ目の名フィオニアを授かる。 銀髪。
ルブリス・カマルディン・シャーナ・カスティーナ・・・カスティーナ帝国の皇太子。神が定めしお告げの子が皇后と決められ、お告げに該当する時期に生まれたアリスティアと婚約している。アリスティアは覚えていないが、彼女の幼少時代に何かトラブルがあった模様。前世ではひどく彼女を虐待したため、アリスティアに避けられている。青髪。
ハレン・ス・ディマルク・・・子爵。ルブリスの補佐官。彼のよき相談相手である。
リナ・・・アリスティアの侍女。
リーグ・・・騎士団の一人。
アレンディス・デ・ベリータ・・・帝国の宰相ベリータ公爵の次男。後に天才と呼ばれるほど頭が切れる。アリスティアと仲が良く、結婚を申し込むほど彼女を好き。彼女の父に認めてもらうために、運動音痴ながらも剣術を始めた。
漫画「捨てられた皇妃」21話の感想
ルブリスはお茶をかけられたことで、かなり怒ってしまいました。今までのやっかみが爆発した感じですね。
皇帝とはあまり親子関係がうまくいってないようなので、親に愛されているアリスティアが羨ましくて腹立たしいのかもしれません。もしかしたら皇帝は過去にアリスティアをルブリス以上に可愛がっていたのかもしれないですね。
どんなに一生懸命努力しても、次期皇帝だからと褒められる前にさらなる努力を求められる。それなのに、アリスティアは何かするたびに他の者に称賛されている。
彼女自身が彼を見下したりしたわけではないけれども、不満や怒りの向かう先がアリスティアみたいですね。彼女さえいなければ、という考えなのかもしれません。
アレンディスはアリスティアの気持ちをよく理解し、彼女と仲良くあろうとしています。さらに今回は、いわゆる壁ドン状態になりました。
アレンディスは何を言うつもりなのでしょうか。とりあえず彼女の味方が多くてよかったです。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに