漫画「モンスターベイビー」60話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「モンスターベイビー

原作:イ・サンユン氏の韓国漫画で、宇宙生命体と結合させられ化物として生まれた少女と、彼女を守り家族として愛する青年の物語です。

毎週水曜に最新話が公開されます。

もうすぐ完結を迎えるので注目の漫画です。

漫画「モンスターベイビー」の前回のあらすじ

陸は空がそのままの人間の姿で幸せになって欲しいと望んだ。

そのために空の幸せを脅かすものは全て排除しようと考えていた。この球体から出れば自分は長くは生きられないと知りつつも。

空は陸が何をしようとしているのか気づき、止める。空の幸せは果たして何か。

一方二階堂博士は、空達の塊が何も変化がないことでパニックになっていた。

計画は失敗したと思う会長は、技術を盗まれないため廃棄処分することにしたといい、処分は二階堂からと数発銃弾を撃ち込んだのだった。

漫画「モンスターベイビー」60話のネタバレ

二階堂は死ぬ間際、自身に強化人間の注射を射していた。会長らは慌てて武器を構えるが間に合わない。二階堂は会長を殺害。

そして二階堂は球体となった空と陸の塊に手をあて、自分のものだと言うが、異変に気づく。強化人間になったため、球体がどんな状況か把握できるようになったのだった。やめろーと叫び、精神が壊れていく二階堂。

一方、負傷して回復に時間がかかっていた貴一は、空と陸を探そうとしていたが見つけられずにいた。そんなある日、二階堂博士が殺人を犯したということで、全国ニュースになり指名手配されていることを知る。

空と陸の気配は感じられなくなったが、まだ生きていると直感し、1人探しに出たのだった。空が安全に隠れられそうな場所として、かつての強化人間実験場に探しにきた貴一。

施設内を探していると、完全に精神壊れた二階堂が襲ってきた。同じ強化人間同士でもケンカが弱い二階堂と、ヤクザあがりの貴一では実力が違うため、貴一は二階堂を気絶させてしまう。

二階堂がいたことで、空がいると確信した貴一は奥へと進み、球体を見つけた。

驚き球体に触れる貴一は、何かを感じ取り、穏やかな顔になった。

漫画「モンスターベイビー」60話の登場人物

・・・主人公。赤ん坊の頃の空と出会い、モンスターと知りながらも助け、育ててきた青年。空のためなら命をも投げ出す。空を守る過程で強化人間になり、宇宙生命体も取り込んだ。だが細胞が暴走し、肉体が崩れて死にそうになった。空が融合することで空の中で思念体として生き延びることができている。

・・・ヒロインの少女。二階堂の手によって二階堂の彼女・千鶴の胎児と宇宙生命体が結合して生まれた少女。唯一のオリジナルモンスターであり、その破壊力を求めて追われていた。彼女のコピーも作られ襲われたが、モンスター化した陸が守り抜いた。今は陸を守るため彼を取り込んでいる。

二階堂・・・自分の目的のためなら外道なことにも手を染める天才科学者。色々な要因で空に執着していたが、今回の球体の件で完全に壊れた。

貴一・・・元ヤクザ。もともとは陸を空関連に巻き込んだ張本人。無気力な毎日を送っていたが、陸の自分をも犠牲にして他者を守る姿に刺激を受け、陸の手助けをするようになる。空を守る過程でひどい怪我を負い、今回ようやく治り、空たちを探し始める事ができた。

漫画「モンスターベイビー」60話の感想

二階堂がとうとうおかしくなってしまいました。

自分は天才であるというプライドから、宇宙生命体プロジェクトに絶対成功するとあがき、恐ろしいことをして空を誕生させます。その過程で、彼女の千鶴、我が子であるはずの胎児も利用・犠牲にしてしまうのです。

なので空は、二階堂博士にとっての全てなのですね。仮に失敗したとすれば、自分のプライドで愛するものをただ犠牲にしただけになりますから。

会長にも言われてましたが、普段彼が口にしている「できそない、クズ」というセリフは、まさしく自分に向けての言葉だったということになりますね。

また、貴一が久々に登場しました。空を大勢の強化人間から守るために、瀕死になりながらも戦い続けていたので、自己治癒に時間がかかったようです。

貴一が出てくると安心感があります。彼は陸の人間性に惚れているので裏切りはしないですから。彼は陸の生き様に興味があり協力していたのですが、今回穏やかな表情になったことで何か彼が納得できるいい答えが見つかったのでしょうか。

もうすぐ結末ですが、どのような終わりを迎えるのかとても楽しみです。


それではここまで読んでくださってありがとうございました。

また次回もお楽しみに

猫野: