漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「バトリの息子」
毎週日曜日に最新話が公開される、ダークファンタジー漫画です。
前回ではフェレンツの策略によりキヨムは殺害されてしまいました。
漫画「バトリの息子」75話のネタバレ
死体だらけで陰惨な戦場跡地。その中をフラフラと歩き、キヨムの亡骸を見つけ泣き叫ぶマンフレッド。
一方フェレンツ公爵は、同盟を組んでいた異民族らに戦争の失敗について文句を言われていた。だが公爵は、軍の動きを封じ戦に手を貸し約束を守った、戦に勝つのはそちらの役目と言う。キヨムに阻まれたと異民族が言うが、キヨムすら倒せず国を立てられるわけがないと一蹴。
血盟は果たさねばならぬと異民族の長老が言うので、キヨムは戦死し鉄の女も動揺している今、残った兵力でギボルを攻めればいいとフェレンツは話す。ワインとグラスを出し、この杯で契りを交わそうと言う。フェレンツは異民族らを毒殺したのだった。
エルジェーベトは荒れていた。侍女はキヨム様を失った気持ちはわかるが、ここを守るために死んでいったもの達のためにも生きなければならないと伝える。エルジェーベトは頭では理解できても体がいうことをきかないと言う。食べ物をみると気持ちが悪いとも言うと、侍女がエルジェーベトの妊娠に気づいた。
その後エルジェーベトは大木の下で座り込み、キヨムがいないこの世界をどう生きていけばいいのかと泣き叫ぶ。
そして現在へ。拘束されたミゲルを、アルグランドは馬車で運ぶ。馬車の行く手にフードをかぶった者が立っているが、アルグラドはそのまま進むように御者に言う。だが御者は意識を失い馬車は止まってしまう。アルグランドがフードの者に近寄ると、見覚えのある顔が。目から血を流すキイラだった。
そして魔女の使い グントが、ミゲルを開放する。
漫画「バトリの息子」75話の登場人物
マンフレッド・・・キヨムの弟のようにして育った、キヨムの側近。密偵。
フェレンツ公爵・・・自身の目的のために帝国を戦禍に陥れた張本人
エルジェーベト・バトリ・・・キヨムの妻で、ギボル領地を代々治めてきたバトリ家の娘。ミゲルの母。
ミゲル・バトリ・・・主人公。人間しか食べれない、特殊な生態で生まれた。目が緑色に光ると尋常でない動きを見せる
アルグランド・イシュトバン・・・帝国最強の剣士。フェレンツと組んでいる
キイラ・・・黒い森の魔女。人間に傷つけれられた過去があるため、悲観的だったが、生まれに抗って生きるミゲルを見て協力するようになる。
グント・・・魔女の細々したことを手伝う密偵のような男
漫画「バトリの息子」75話の感想
キヨムの死によりマンフレッドとエルジェーベトは絶望の底に。そしてこのタイミングでミゲルを身ごもりました。
フェレンツの手から隠し育てあげていたミゲル。多くの命を救っていたキヨムの息子が、多くの命が必要なミゲルというのも悲しい設定ですよね。彼は母親、そしてキヨムの無念をはらすことができるのでしょうか。
前回ラストで、フェレンツがエルジェーベトに近づき「ポキッ」と音がしてましたが、何の音だったのでしょう。この先詳しくわかるのかな。
それではここまで読んでくださってありがとうございました。
また次回をお楽しみに