漫画「バトリの息子」1~3話 読んでみました あらすじまとめ

漫画アプリ、ピッコマにて連載中の「バトリの息子」。実在の人物であるバートリ・エルジェーベトが題材のようです。

1560年生まれのハンガリー王国の貴族の女性で、よく映画や小説の題材になるような最悪な連続殺人鬼です。アイアンメイデンを使って処女の生き血を浴びる等聞いたことはないでしょうか。そのような残虐なことをした女性です。

最初、うわっ気持ち悪っと思って読む気はなかったのですが、絵が非常に美麗で惹きつけられまして、読んでみたら今のところまぁ面白いです。自分の記憶整理のためにもざっくりまとめていきますので、参考までにどうぞ。


 

1話
肥沃な小麦の大地ギボル。そこを治めるのは夫を亡くし女手ひとつで遣り繰りしたバトリ夫人
皆口々に夫人を称える。あんな事件があった後でも。彼女が殺された後でも。
反面悪魔呼ばわりするものもいる。
一体バトリ夫人は何者なのか。
バトリ夫人は地下へ一人で向かった。誰も入ることが許されていない場所、緑の瞳をした美しい息子のもとへ。お腹がすいたとねだる息子。仕方なく非常食として侍女を呼ぶ夫人。息子が食べる物、それは人肉だったのだ。

 

2話
15年前に遡り馬車の中。とある男が「暴君は暴君であり続けないといけない」と話している。馬車は戦直後、負けて殺される者達の間を通っていった。
バトリ邸では、侍女が夫を亡くしたばかりの夫人の体調の心配をしつつも、まるで殺人でも犯したような顔するなどと噂していた。
先ほど馬車に乗っていたフェレンツ公爵が訪れ、夫人を威圧する。
公爵が帰った後、実は破水していた夫人は、信頼する侍女以外誰にも知らせず男の子を出産する。
時は戻り、夫人は息子のために人肉を受け取りに行くが、体を要求される。
それに応じて、事が済み油断した男を殺し息子の名を呟く。

 

3話
地下にてテーブルにひろがった人肉を食べるミゲル。
夫人の手には、ミゲルのための死体盗掘が問題になっていると書かれている手紙。
ミゲルは青い蝶を見つけ、夫人にこれは何か訊ねる。そして外の世界に興味を持つか、夫人にまだ早いと諭される。
赤毛の女の子ジャンが、バトリ邸の使用人の母に連れられて、同じく使用人になるために夫人のもとへ来た。
ジャンはまだ若く、初めて見る豪邸に興味津々で、ついつい邸宅を探検してしまう。
例の地下の扉の鍵が壊れ、困惑しながら夫人が去り、ジャンがそれを見つける。
こっそり侵入したジャンはミゲルと遭遇する。

 

バトリ婦人もミゲルも黒髪でとても端正な顔立ちをしています。ジャンはソバカスのある、かわいい赤毛セミロングの15歳の女の子。
ストーリーでは、バトリ夫人はキヨム・バトリの妻としてでてきますが、史実だと2話にでてきたフェレンツ伯爵が夫ですよね。のちのち夫人が伯爵と結婚したりするんでしょうか。
ひとまずはここまで。
ピッコマでは6話まで無料で見れるので気になった方は是非みてみてください。グロ注意です。
猫野: